FIREを実現した後、地方移住を検討する方も多いのではないでしょうか。実際に地方での生活にはどのような魅力や課題があるのか、筆者が感じた点を率直にまとめました。
本記事では、地方移住に関心がある方や、FIRE後の住む場所に悩んでいる方へ向けて、有益な情報をお届けします。
このブログを読んでほしい方
- 将来移住を考えているが、まだ具体的な行動を起こしていない方
- FIRE後の住む場所についてメリット・デメリットを知りたい方
- 子育てを都市部以外で行うことを検討している方
- 大都市から移住した人のリアルな体験を知りたい方
- 「移住後にFIREするべきか」「FIREしてから移住するべきか」で悩んでいる方
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FIRE後に感じた地方移住のメリット
1. ゆったりとした生活リズム
地方では人混みや交通渋滞が少なく、公共交通機関や街中での「人酔い」をすることがほぼありません。都市部で感じる慌ただしさから解放され、心穏やかな生活を送れます。
2. 都市部へのアクセスも容易
地方でも中核都市に住めば、生活に必要なインフラは十分整っています。さらに、新幹線や飛行機を利用すれば都市部へのアクセスも簡単です。「いつでも行ける」という安心感があれば、都市部の暮らしを手放しても問題ないと感じました。
3. オンラインショッピングの活用
現在ではオンラインショッピングが充実しているため、地方で手に入らないものでも問題なく入手できます。逆に、買い物のために都市部まで出かける機会が「ちょっとした旅行」として楽しめることも魅力です。
4. 子育てに適した環境
地方では犯罪や非行に巻き込まれるリスクが低いと言われています。また、自然が豊かな環境は、子供がのびのびと成長するのに最適です。安全で落ち着いた場所で子育てをしたい方には大きなメリットとなるでしょう。
5. 生活圏の利便性
地方の中心部に住めば、日常生活に必要な買い物や移動は自転車で十分対応可能です。都市部で車が必須のエリアに住むより、むしろ便利と感じることもあります。
6. リモートワークや副業が可能
インターネット環境が整った地方なら、リモートでの仕事や副業を気軽に行うことができます。収入を補いつつ、FIRE後の自由な時間を活かして好きなことに挑戦できる環境が整っています。
FIRE後に感じた地方移住のデメリット
1. 仕事復帰が難しい
FIRE後に「再びサラリーマンとして働きたい」と思っても、地方では適切な求人が見つかりにくい場合があります。特に専門性の高い仕事を求める方にはハードルが高いでしょう。
2. 人間関係の構築が難しい
仕事以外の場で新たな人間関係を築くのは簡単ではありません。地域コミュニティの結びつきが強い場合、外部から移住してきた人がなじむには時間がかかることも。
3. 娯楽や買い物の選択肢が限られる
都市部に比べて繁華街や商業施設の数が少なく、ショッピングや外食の選択肢が限られます。また、地方では話題のチェーン店が進出していないこともあり、マンネリ感を感じることも。
4. 車が必要不可欠
地方生活では、自家用車の必要性が都市部より高まります。維持費や駐車場代など、車を所有するコストを考慮する必要があります。
5. インフラや公共サービスの制限
地方では、病院や学校の選択肢が少ない場合があります。また、エリアによっては災害リスクが高まる点にも注意が必要です。移住先を選ぶ際には事前のリサーチが欠かせません。
6. 情報や文化の距離感
地方に住むと、都市部のトレンドや情報への関心が薄れがちです。これはメリットとも言えますが、流行に敏感な人にはデメリットと感じることも。
自然とゆとりが叶える「もう一つの故郷」:地方移住がもたらした新しい暮らし
計画的な移住ではありませんでしたが、結果として地方移住は私に多くの恩恵をもたらしました。まず、自然豊かな環境。大都市で生まれ育った私にとって、この地は「第二の故郷」のような存在です。
都市部では手に入らなかった広々とした戸建てや、海岸線を散歩できるような環境を得られたことが、心にゆとりをもたらしてくれました。
さらに、以前の生活では憧れでしかなかった庭でのバーベキューが、今では「好きなときにできる日常」へと変わりました。
大都市の限られた住居環境とは異なり、広々とした空間で過ごす毎日も、移住を決断して本当に良かったと思える瞬間を増やしてくれます。
地方移住は、ただの引っ越しではなく、私の人生に新しい選択肢と喜びをもたらしてくれたのです。
まとめ:FIRE後に地方移住するべきか?
FIRE後の住まいとして地方を選ぶメリットは多いですが、それを最大限に活かすには以下のポイントが重要です。
- 大都市との比較をやめる 地方には地方の良さがあります。都市部にないものを求めるのではなく、地方ならではの魅力を見つけることが大切です。
- ネットを活用して収入や趣味を確保 地方に住むことで高い給料が不要になる場合もあります。必要な収入はリモートワークや副業を通じて得るなど、新しい働き方を模索してみましょう。
- まずは行動してみる 実際に移住を決める前に、現地視察や短期滞在を行い、自分がどのような生活をしたいかを具体的にイメージしてみることをおすすめします。
行動をすることで視野が広がりイメージの具現化をすることができます。まずはできることから始めてみませんか?