FIRE生活が始まる直前で暴落にあってしまったよ。
この状況で投資信託を取り崩すのは精神的にきついよね。
FIREを目前に控えたタイミングでの株式市場の暴落。資産の大部分が投資信託や個別株に集中していると、この状況で資産を取り崩すのは精神的な負担が大きいものです。
そこで、FIRE後のキャッシュフローを安定させるために、以下の3つの収入戦略を考えました。
1. 資産の「取り崩し」を効率化する
資産形成期には「増やすこと」を重視していましたが、FIRE後は「活かすこと」に焦点を当てる必要があります。節約して資産を積み立てる生活から一転、資産を少しずつ取り崩し、豊かな日々を楽しむために使うことを意識しましょう。
アセットアロケーションを最適化
FIRE生活では、資産を安全資産とリスク資産に分け、定期的にリバランスを行うことが重要です。具体的には以下のような運用方針を立てています:
- 安全資産: 債券ETF(例:TLTやEDV)を活用し、リスクを抑えた安定収益を確保。
- リスク資産: 高配当株やインデックスファンドを組み合わせ、長期的な成長と収益を狙う。
配当収入やリバランスの活用
- 配当や分配金を利用して現金を増やし、必要時に取り崩し。
- リバランスは年1回程度とし、税金や手数料を最小限に抑える。
2. 期間限定の仕事や副業でキャッシュフローを確保
資産を取り崩すだけでは精神的な負担が大きくなります。そこで、短期間で稼げる仕事や副業を活用することで収入源を補完します。
副業の具体例
- 業務委託: 過去の経験を活かせるプロジェクトを選び、短期集中で収益を上げる。
- SNS活用: X(旧Twitter)を利用して広告収益を得る。有料プログラムに参加し、趣味や情報発信を収益化。
- ブログ運営: ストック収入を目指して、自身の経験を継続的に発信。FIREに興味を持つ人々に向けた情報提供を行う。
副業のポイント
- 初期段階では収入が少ないかもしれませんが、継続することで徐々に成果が出てきます。
- 好きなことや得意分野に基づいた副業は、楽しみながら続けやすいです。
3. 「安全とリスク」を両立した資産運用
FIRE後の生活では、安定収入を確保しつつリスクをコントロールする資産運用が鍵です。
現在のポートフォリオ例
資産タイプ | 商品例 | 配当・分配利回り(2024年8月時点) |
---|---|---|
安全資産 | TLT(長期債券ETF) | 3.67% |
安全資産 | EDV(超長期債券ETF) | 3.84% |
リスク資産 | GXNDXカバコ(2865) | 10.25% |
リスク資産 | JEPQ(米国株式ETF) | 9.3% |
上記のように、債券で安定性を確保しつつ、高配当株やインデックスファンドで成長性を狙います。特定の銘柄への集中を避け、分散投資を徹底しています。
今後の運用方針
- 個別株のポートフォリオ比率を減らし、高配当株や債券ETFへの移行を進める。
- 収益化したSNSやブログの収益を、高配当株の購入資金に充てる。
4. 失敗を恐れず柔軟に対応する
どのプランも、100%成功する保証はありません。しかし、人生に失敗はつきもの。重要なのは、一度失敗しても柔軟に対応し、次の戦略に切り替えることです。
リスクを取る勇気と計画的な運用
- 想定外の資産減少があれば、短期間の労働収入でカバー。
- 万が一に備えた現金保有とリスク分散を徹底。
「お金が減ることを恐れて動けない」状態に陥ることが一番のリスクです。新しい挑戦を続けることで、FIRE後の自由な生活を楽しむことができます。
まとめ: 資産を守りつつ自由な生活を楽しむために
FIRE生活は、資産を増やす時期から「活かす」時期へと移行する新しいライフステージです。投資戦略や副業を取り入れ、安定したキャッシュフローを確保しながら自由な生活を楽しむことができます。
FIREを目指す皆さんにとって、この記事が参考になれば幸いです。今後もアセットアロケーションや副業の進捗について定期的に共有していきますので、ぜひご覧ください。