FIRE生活初月を無事終えることができたよ。
早速副業も開始したみたいだね。今後の収支にどう影響するかな?
7月上旬に自己最高額の1億500万円に達しましたが、日銀の利上げ発表後にドル円が161円から140円台まで円高に進んだ影響で、保有資産はその後3か月経っても回復せず、現在は1億円を下回っている状態です。
- 資産回復と為替の影響:自己最高額復帰まで残り7.3%
- 9月の株式市場は低迷傾向も、例外的な上昇局面の恩恵を受ける
- 10月の投資戦略:配当再投資と副業収入でFIRE生活を安定化
10月3日時点の資産
10月3日時点の資産は前月比で312万円増加し、合計で9,738万円となりました。(1億500万まで7.3%のマイナス)
7月以降、徐々に資産は回復してきていますが、S&P500が過去最高値を更新する中で、自身の資産が最高額に届かないのは、前述の通り為替の影響が大きいです。
しかし、長期的には株価の成長率を踏まえると為替の影響は次第に薄れてくるため、短期的な動きに惑わされず、市場に継続的に投資することで、資産も回復していくと考えています。
9月は年間を通して株価がもっと厳しい月
株式市場は年間を通して厳しい局面が訪れますが、特に9月は歴史的にパフォーマンスが低下しやすい月です。
統計的に見ても、S&P500やダウ平均、ナスダックは9月に下落する傾向があり、S&P500は1928年以降、9月に平均1.2%下落しています。また、ダウは1.1%、ナスダックは0.9%の平均下落率を記録しています。
出典:Market Watch https://www.marketwatch.com/
9月に株価が下落しやすい要因には、以下が挙げられます。
- 季節的要因:夏の取引量の減少から通常の水準に戻ること
- 企業の業績発表やガイダンスの影響:企業の決算やガイダンスによる影響
- マクロ経済イベントや政策リスク:政策変更や経済指標の発表
- ポートフォリオの再調整:投資家がポートフォリオを見直し調整するタイミング
また、理論では説明できないが実際に観測される市場の規則性を「アノマリー」と呼びます。
とはいえ、過去のデータはあくまで参考材料にすぎません。今年のように9月にダウやS&P500が最高値を更新することもあります。市場に留まることで、予測が難しい上昇トレンドを捉えるチャンスも生まれるのです。
10月の投資方針
10月はどのように投資をしていくのか?会社員としての給与収入が途絶えたこともあり、支出のコントロールをしつつ収入源を増やしていくことを考えたいと思っています。
先月から副業を開始したこともあり、不安定ながらも金融資産以外からも収入が見込めることになりました。
主な収入源は業務委託での仕事であり、会社員の給与と比べると安定性は低いものの、月に数十万円の利益を見込んでいます。さらに、SNSからは月に1万円程度の収益を得ています。
今後の課題として、ブログの収益化に取り組む予定ですが、まだ時間がかかりそうです。
また、9月の米国の利下げ局面で株価が上昇すると思われた債券ETFはその役目を終えたことで売却しました。今後は現金比率を高めることで、市場の下落時に備えた守りの資産として活用していく方針です。
債券ETF売却で得た資金を高配当株に移行したことで、配当金が大幅に増加し、税引前で月に約10万円の収入が得られるようになりました。来年には米国個別株を売却する予定で、これに伴い少しずつ高配当株の割合を増やしていく計画です。
- 方針①配当金は再投資に回す
ドル建てはJEPQ、円建ては2865カバコを買い増し、配当金の受取額を増やす。
- 方針②債券投資を一時停止し、現金比率を高める
現金を増やし、市場下落時に備えた守りの資産を確保する。
- 方針③副業収入は市場下落時の待機資金として活用
必要に応じて現金を保有しつつ、貯めすぎず柔軟に使うことも検討する。
副業による労働収入、配当金、投資信託の取り崩しという3つの収入源を確保することで、より安定したFIRE生活を実現できると考えています。
今後は、日常生活の平均的な支出額に加え、ライフステージごとに発生する費用を考慮しながら、高配当株や投資信託の取り崩しによる収入を見積もり、それに基づいて副業から得られる収入の目標を設定することで、時間と収支のバランスを最適化していきたいと考えています。
資産がどう推移するのか、イメージ通りにポートフォリオを調整できるのかなど、進捗についてはブログで継続的に報告していく予定です。