FIREの生活費を分配金で!毎月分配型ファンドの真実と活用法を徹底解説

FIREへの道と新たな挑戦

毎月分配型ファンドって「タコ足配当」なのか?

「毎月分配型ファンドって結局タコ足配当で、資産が減っていくだけじゃないの?」 「手数料も高いし、本当に分配金が出続けるの?」

こんな疑問をお持ちではありませんか?

実は、インデックス投資を実践している私も、資産の一部を毎月分配型ファンドに移しました。本記事では、なぜ私がこの選択をしたのか、そして「インベスコ世界厳選株式オープン毎月決算」を例に、毎月分配型ファンドの仕組みや投資戦略を詳しく解説します。


インベスコ世界厳選株式オープン毎月決算を徹底解説

毎月分配型ファンドは、定期的に分配金を受け取れるのが特徴ですが、特別分配金や基準価額の動向を理解することが重要です。本記事では、以下のポイントを詳しく解説します。

✅ 毎月分配型ファンドのメリット・デメリット
✅ 特別分配金の影響と投資戦略
✅ 分配金を再投資した場合のシミュレーション
✅ リスク管理と資産配分の重要性
✅ ファンド選定のポイント


毎月分配型ファンドのメリットとデメリット

メリット

毎月のキャッシュフロー:定期的な分配金で安定収益を確保!
再投資で資産を増やせる:分配金を再投資することで複利の力を活用!
長期運用で安心感:資産形成の選択肢として有効!

デメリット

⚠️ タコ足配当のリスク:特別分配金が続くと元本の取り崩しに!
⚠️ 信託報酬が高め:長期で見ると手数料の影響が無視できない!
⚠️ 分配金の減額リスク:市場環境次第で分配金が減る可能性あり!

現在安定して分配金が出ていても、今後も同じように出るかどうかはわかりません。リスク分散のため、インデックス投資を併用したり、現金比率を高めるなどの工夫が必要です。私は生活費の3年分を確保したうえで、これらの商品を購入しています。

また、毎月分配型ファンドはNISAでは購入できず、特定口座扱いとなるため分配の度に税金が20.315%かかる点にも注意が必要です。


信託報酬と解約料の仕組み

🔹 信託報酬:ファンド(投資信託)の運用・管理の報酬として信託財産から差し引かれる費用です。
※信託報酬はファンドごとに年率○%などと料率が定められており、それを日割換算した金額が日々、ファンドの基準価額から差し引かれます。
🔹 信託財産留保額解約料):投資信託を換金(解約)した時に発生する手数料のことです。
※換金(解約)時の投資信託の基準額に対し、0.2〜0.3%の手数料が換金(解約)代金から差し引かれる形で徴収されるのが一般的です。


普通分配金と特別分配金の違いを理解しよう!

💰 普通分配金:ファンドの運用で得た利益から支払われる分配金。課税対象となり、受け取る際に20.315%(所得税+住民税)が差し引かれる。長期的に資産を増やすには、この普通分配金が安定して支払われることが望ましい。

💰 特別分配金:元本の一部を払い戻す形で支払われる分配金。税金はかからないが、実際には資産を取り崩しているため、基準価額が下がる要因になる。これが長期間続くと、資産の目減りが進む可能性があるため注意が必要。

出典:インベスコ https://www.invesco.com/jp/ja/individual-investor/funds/detail/312901.html

📊 過去の分配金実績をチェック!

今回紹介しているインベスコ世界厳選株式オープン毎月決算型は過去8年以上に渡り分配金を出し続けている優秀なファンドです。

出典:みんかぶ https://itf.minkabu.jp/fund/18312991/allotment_cont


分配再投資で未来の分配金はどうなる?シミュレーション!

シミュレーション前提

現在の基準価格:9,300円
保有口数:1,000,000口
分配金:毎月150円
年間の基準価格変動:年間で±5%の範囲で推移(上昇4回、下降8回)
期間:3年間(36ヶ月)

シミュレーション結果

基準価格 (円)変動率保有口数分配金 (円)再投資口数
19,225.00-0.8%1,016,25015016,250
29,150.19-0.8%1,032,68915016,439
39,075.43-0.8%1,049,33915016,650
368,812.91-0.8%1,806,50515018,765

3年後の結果

基準価格:8,812.91円(-488円 / -5.24%)
保有口数:1,806,505口(+806,050口 / +80%)
分配金×口数:開始時15,000円 → 27,097円に増加
仮に分配金が150円から100円に減額された場合でも:18,065円

このシミュレーションの結果、基準価格はわずかに下落しましたが、再投資によって口数が大幅に増加しました。そのため、長期的に分配金の増加が期待できます。

※こちらはシミュレーションとなるため実際の株価を予想するものではございません。


ファンド選定のポイント

ファンドの構成銘柄を確認する保有中の投資信託と重複しないかチェック
異なる銘柄で構成されたファンドを選ぶ
分配金+基準価格の値動きが右肩上がり、または横ばいのものを選ぶ
ファンドの純資産額や償還予定日を確認する
複数の投資信託を組み合わせ、リスク分散を行う
ネット証券で買えば購入時手数料がかからない場合がほとんど

出典:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/


まとめ:相場に自分を合わせ、長期視点で投資しよう!

特別分配金を再投資しながら口数を増やすことで、将来的な分配金アップを狙う!
市場は投資家の都合に合わせてくれないので、リスク許容度の範囲で早期に買い付ける!

毎月分配型ファンドの賢い活用法を理解し、長期的な資産形成を目指しましょう!