2025年問題を前にFIRE達成!会社員の限界を打破し投資家になった私の理由

FIREへの道と新たな挑戦

24年間の会社員生活を経てFIRE達成!投資家として生きる道を選んだ理由

24年間の会社員生活を終え、ついにFIRE(Financial Independence, Retire Early)を実現しました。そして今、私は投資家としての人生を歩み始めています。

会社員時代は、安定した給料と引き換えに時間の自由を失い、税金や将来への不安を抱えながら働いていました。多くの人が「会社に人生を握られている」と感じているのではないでしょうか?かつての私もそうでした。

しかし、FIREを達成した今、確信していることがあります。それは、経済的自由を手に入れるには「労働収入に依存しない仕組み」が不可欠だということです。

この記事では、私がFIREを決意した理由や、会社員と投資家の違い、そしてFIRE後の生活について詳しくお伝えします。経済的自由を目指すあなたの一歩を後押しできれば幸いです。


FIREを決意した理由|会社員の限界を感じた日々

「60歳、65歳、あるいは70歳まで働くのが当たり前」と信じていた私が、FIREを目指すきっかけとなったのは、会社員という働き方に限界を感じた瞬間でした。

会社員として働く中で感じた3つの限界

  • 評価や人間関係に左右される給与
    頑張っても上司や周囲の評価やで収入が決まる現実に、やりがいを見出せなくなりました。
  • 税金負担が大きく、手元に残るお金が少ない
    毎月の給与から引かれる税金や社会保険料に、努力が報われない感覚が募りました。
  • 時間の自由がなく、人生の主導権を握れない
    土日も関係なく朝から晩まで働き、家族や趣味の時間が取れない生活に疲弊していました。

こうした悩みを抱えながらも、日々の業務に追われ、行動に移せずにいました。しかし、ある日「このままでいいのか?」と真剣に自問し、早期リタイアに向けた第一歩を踏み出したのです。


漠然とした思いが確信に変わった一冊との出会い

FIRE後、投資家として生きる道を模索する中で、ロバート・キヨサキ著『改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』 に出会いました。

この本が伝えるのは、お金を得る4つの方法=「キャッシュフロー・クワドラント」です。


改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント ――経済的自由があなたのものになる
クワドラント働き方特徴
E(Employee: 会社員)会社に雇われる安定した収入があるが、税負担が大きく、時間の自由がない
S(Self-employed: 自営業者)自分のスキルで稼ぐ収入は増やせるが、働かなければ収入ゼロ
B(Business owner: ビジネスオーナー)仕組みを作り、他人に働いてもらう自分が働かなくても収入が入る
I(Investor: 投資家)資産を運用して収入を得るお金が働いてくれるため、時間とお金の自由を得やすい

私は長年「E=会社員」として生きてきましたが、「I=投資家」になることで真の自由が得られると確信しました。


会社員 vs 投資家|税制面の違いが決定的だった

会社員時代、税金の重さに何度も驚かされました。例えば、月収100万円の場合、会社員と投資家では手取り額に大きな差が生じます。

収入の種類による手取りの違い

収入の種類労働収入(月100万円)株式利益(100万円)
所得税約7.77万円(累進課税 23%)約15万円(分離課税 15%)
住民税約7.98万円(10%)約5万円(5%)
社会保険料約18万円(18%)なし
手取り(概算)約66.3万円約79.7万円
  • 会社員: 所得税・住民税に加え、社会保険料が重く、手取りが大幅に減る。
  • 投資家: 株式利益は分離課税(一律15%)で社会保険料がかからないため、手取りが多い。

さらに、投資家として所得が株式利益のみの場合、国民健康保険料も月3,000円前後(自治体による)に抑えられることが一般的です。この税制面のメリットが、FIREを決意する大きな理由となりました。

社会保険料の上昇と現役世代への影響

2025年問題として知られる高齢化の進行により、社会保障費が増大しています。例えば、全国健康保険協会(協会けんぽ)の保険料率は、現在10%から2025年度には10.5%程度に上昇する可能性が指摘されています(出典:ioi-life.co.jp

この負担増は、現役世代の会社員にとって手取り減少や将来不安の要因に。投資家としての道を選ぶことで、こうしたリスクを回避できると実感しました。

出典:https://www.asahi.com/sdgs/article/14957810


FIRE後は意外と稼ぐ必要がない!

FIREを達成して気づいたのは、会社員時代ほど稼ぐ必要がないということです。その理由は以下の通りです。

  • 税負担が軽減され、手元に残るお金が増える
    社会保険料が不要、または大幅に減るため、生活費を効率的に賄えます。
  • 資産形成の必要がなくなる
    貯蓄フェーズが終わり、生活費だけをカバーすればOK。
  • 支出の最適化が可能
    固定費を見直し、無駄を削ることで少ない収入でも豊かに暮らせます。

例えば、会社員時代は「生活費+貯蓄」で月40万円必要だったとしても、FIRE後は生活費25万円だけで十分。これにより、精神的余裕が生まれました。

ただ、長年の節約習慣から「貯めなくていい」と頭で分かっていても、最初は慣れが必要でした。それでも、FIRE後の生活を続けるうちに、「お金のために働かない自由」が自然と身についていったのです。


FIRE達成後の生活|目指す未来とは?

FIREから半年が経ち、投資家としての生活を本格化させました。今後の目標は以下の3つです。

  1. 金融資産からの収入で生活する
    株式配当や不動産収入で安定したキャッシュフローを確保。
  2. 時間の自由を最大限に活かす
    旅行、読書、健康管理に時間を惜しまず使う。
  3. 心の余裕を持つ
    経済的不安を減らし、家族との時間を大切にする。

「お金のために働く人生」を手放した今、自由という最高の贅沢を味わえることが何よりの幸せです。


まとめ|人生の主導権を取り戻そう!

「会社に縛られない生き方をしたい」と考えるあなたへ。FIREは特別な人だけのものではありません。今から準備を始めれば、誰でも経済的自由を手に入れられます。

私の経験が、あなたの背中を押すきっかけになれば嬉しいです。まずは一歩、小さな行動から始めてみませんか?