資産形成時ってできる限り支出を抑えたいよね
でも我慢しすぎると日々の生活も辛くなっちゃう
資産形成を成功させるためには、無駄な支出を抑えて証券口座への入金を優先することが重要です。しかし、貯めることばかりに囚われてしまうと、ストレスが溜まり、「資産形成疲れ」に陥ることもあります。
実は、長期的な資産形成を楽しむためには、心を潤わせる「こだわり消費」も欠かせません。この記事では、支出にメリハリをつけながら資産形成を続けるポイントを具体例とともに解説します。
資産形成を楽しむ「こだわり消費」の重要性
「こだわり消費」とは、自分が本当に価値を感じるものにお金を使うことです。これはただの贅沢ではなく、日々の生活に新鮮さや充実感をもたらし、資産形成を続けるモチベーションを高める重要な要素です。
私のこだわり消費:毎年のiPhone買い替え
私の場合、毎年最新のiPhoneを購入することが「こだわり消費」の一つです。以下のような理由で、この選択が資産形成を楽しむ一助となっています:
保証と性能の安心感:毎年の買い替えによりバッテリー劣化を気にする必要がなく、最新性能を常に享受できる。
最新技術の体験:新しい技術を使う楽しみが、日々の生活に新鮮さを与えてくれる。
リセールバリューの高さ:iPhoneはリセールバリューが高いため、売却益で次の購入費用を一部補える。
iPhone買い替えの費用シミュレーション
次に、1年毎、2年毎、3年毎の買い替えがどの程度の費用差になるかをシミュレーションしました。
- 前提条件
- iPhone 16 Pro(128GB)の価格:159,800円 ※今後の値上がり分は考慮せず
- AppleCare+保証料:31,800円(2年毎に更新、1年毎の場合は対象外)
- 売却価格の減価率(2024年10月27日時点:ゲオモバイルより算出)
- 1年後:-33% → 売却価格 106,066円
- 2年後:-43% → 売却価格 91,086円
- 3年後:-51% → 売却価格 78,302円
- 売却資金の運用利回り:7%(インデックス投資の想定年利)
- 計算期間: 10年間
※バッテリーの劣化、ケースやフィルムなどの周辺機器の買い替え費用は含めない
本体代金のみでの比較
買い替え頻度 | 購入費用合計 | 運用益 | Apple Care | 10年間実質費用 |
---|---|---|---|---|
1年毎 | 1,598,000 | 1,516,361 | 0 | 81,639 |
2年毎 | 799,000 | 603,938 | 0 | 195,062 |
3年毎 | 639,200 | 323,140 | 0 | 316,060 |
本体代金にAppleCare+保証を付けた場合の比較
買い替え頻度 | 購入費用合計 | 運用益 | Apple Care | 10年間実質費用 |
---|---|---|---|---|
1年毎 | 1,598,000円 | 1,516,361円 | 0 | 81,639 |
2年毎 | 799,000円 | 603,938円 | 159,000円 | 354,062 |
3年毎 | 639,200円 | 323,140円 | 127,200円 | 443,260 |
このシミュレーションでは、1年ごとに買い替えるのが最もコストパフォーマンスが良い結果となりました。ただし、結果は売却額や運用益の変動によるため、あくまで目安として参考にしてください。
お得にiPhoneを購入する3つの方法
携帯キャリアでの購入は避ける
例えば、ドコモでiPhoneを購入すると、同じ機種にもかかわらずApple Storeの価格よりも約33,030円高い192,830円となります。
その他の大手キャリアでも18万円以上の価格設定が一般的で、携帯キャリアで購入することは割高になりがちです。そのため、可能であればApple Storeで直接購入することをおすすめします。
手数料無料の分割払いを利用する
Apple Storeでは、手数料無料の分割払いが利用でき、月々約13,300円の支払いで最新モデルを購入することができます(159,800円を12分割)。
手持ちの現金を温存しながら購入できるため、その分の資金をインデックス投資などで運用することも可能です。
売却益を再投資しながら分割払いで新しいデバイスを手に入れることで、資産形成と生活の充実を同時に実現できます。
Appleギフトカードをキャンペーンやポイント還元プログラムで購入
Appleギフトカードを使った購入もお得な方法です。楽天市場の「5と0のつく日」や「お買い物マラソン」を活用すると、楽天ポイントの還元率がアップし、ポイントを効率的に貯めることができます。
さらに、毎月5日や10日の「楽天カードの日」などに楽天カードを利用すれば、最大で15%のポイント還元が得られることもあります。
これらのキャンペーンを賢く利用することで、実質的なコストを抑えられます。
結論:楽しみながら資産形成を続ける
資産形成は、節約だけに囚われる必要はありません。こだわり消費を取り入れることで、生活の充実感を得つつ、無理なく続けられる資産形成を目指せます。
ポイントは以下の3点です:
- 支出にメリハリをつける:必要以上の無駄を省きつつ、自分の価値観に合った消費を大切にする。
- リセールバリューを活用する:iPhoneのように価値が維持されやすいアイテムを選ぶことで、購入コストを抑える。
- 投資と支出を両立する:売却益や余剰資金を再投資に回し、資産形成を加速させる。
無理のない範囲で生活を楽しみつつ、長期的な資産形成を続けていきましょう。資産形成と生活の充実は両立できるのです!