新NISAはもう活用していますか?2024年から始める投資戦略
2024年からスタートした新NISA、もう活用を始めていますか?まだ投資をしていない方も、少額からでも利用をスタートすることをおすすめします。特に私は、iDeCoよりも新NISAを優先すべきだと考えています。その理由や効果的な投資商品の選び方について、詳しく解説していきます。
2024年の投資結果:S&P500の実績を振り返る
私は2024年の初めにS&P500に連動する投資信託をNISA枠で一括投資しました。その結果、投資した360万円が約500万円に成長しました。
もちろん、毎年このようなリターンが保証されるわけではありません。市場が下落する年もありますが、長期的にS&P500を保有することで、安定したリターンを得る可能性が高いのが特徴です。
※参考データ: 筆者の楽天証券NISAページより(2024年12月17日時点)
なぜS&P500を選ぶのか?その魅力と理由
S&P500は、米国を代表する500社の大型企業で構成される株価指数です。この指数に投資するメリットを簡単に整理してみましょう。
1. 簡単に分散投資ができる
AppleやMicrosoftなどの世界的企業にまとめて投資ができるため、個別銘柄を選ぶ手間がありません。初心者にも分かりやすいのがポイントです。
2. 長期的な成長が期待できる
過去30年以上のデータを見ると、S&P500は年平均7%〜10%のリターンを達成しています。他の投資商品と比較しても、高いパフォーマンスを期待できます。
3. コストが安い
S&P500に連動する投資信託やETFは、運用コストが非常に低く、長期保有でもコストの負担が少なくて済みます。
4. 米国経済の成長を取り込める
世界経済の中心である米国市場の成長をそのまま享受できる点も大きな魅力です。
データ参考: 直近5年間で、S&P500は日経平均株価を2倍以上上回る成長率を記録(円安の影響を含む)。
出典: マネックス証券
FXや個別株取引など、投資で多くの失敗をしてきた筆者がたどり着いたのは米国株投資でした。
一括投資 vs 積み立て投資:なぜ一括投資が有利なのか?
一括投資が積み立て投資よりも高いパフォーマンスを示す理由は、早期に市場成長の恩恵を受けられるからです。具体的にその違いを見てみましょう。
一括投資のメリット
- 複利効果を最大化
投資のタイミングが早いほど、より多くの資金が市場の上昇に乗れるため、複利効果を享受しやすくなります。 - 市場の上昇局面を逃さない
過去のデータでは、株式市場は上昇する年が下落する年よりも多い傾向があります。一括投資は、この成長をフルに取り込めます。
積み立て投資のデメリット
- 機会損失のリスク
投資資金の一部が長期間キャッシュとして待機するため、市場成長の恩恵をフルに得られない可能性があります。
注意点:一括投資のリスク
ただし、一括投資にはまとまった資金が必要であり、相場が下落した場合の精神的な負担が大きい点はデメリットです。そのため、少額から投資を始めたい方やリスクを分散したい方には積み立て投資も有効な選択肢です。
2025年の投資戦略:S&P500を引き続き活用
2025年も、私は引き続きS&P500を中心に年初に一括投資を行う予定です。さらに分散を効かせたい場合には以下のような商品もおすすめです。
その他のおすすめの投資商品
- 全世界株式(オールカントリー)
世界中の株式市場に分散投資ができるため、S&P500よりさらにリスク分散が効きます。 - 全米株式(VTIなど)
米国の中小型株も含めて4000銘柄に投資します。さらに広く分散投資したい方におすすめです。
選び方のポイント
- 広く分散された投資先を選ぶこと
- 運用コストが低く、長期保有に適した商品を選ぶこと
- 個別株ではなく、安定した指数連動型商品を選ぶこと
リスク管理も重要!高リスク商品への配分に注意
リスクの高い投資商品に集中しすぎると、市場が下落したときに不安が大きくなり、日常生活に影響が出る可能性があります。そのため、リスクの高い商品は資産全体の10〜20%程度にとどめ、残りは分散された低リスク商品で構成するのが賢明です。
未来の資産を作るなら、今すぐ行動を!
投資は始めるタイミングが早ければ早いほど、時間と複利の力を最大限に活かせます。特に新NISAは、非課税という大きなメリットを持つ制度です。少額からでもスタートし、将来の大きなリターンを目指しましょう。
未来の資産は、今日の選択で決まります。
早いスタートが、あなたの資産形成を加速させる第一歩です!