会社を辞めた後の人間関係は?FIRE生活で築く新しいコミュニティ

FIRE生活

会社を辞めた後の人間関係ってどうなの?

ずっと会社員をしていたから会社の外の交流ってほとんどないよ

会社を辞めると、私たちの人間関係はどうなるのでしょうか?仕事を通じた関係は一度リセットされることが多く、退職後の生活に大きな変化をもたらします。この記事では、FIRE後の人間関係の変化と、そこで築かれる新しいコミュニティについて詳しくご紹介します。

退職後、人間関係はどうなる?

FIRE後、これまでの人間関係はリセットされることが少なくありません。会社という環境では、好き嫌いに関わらず一定の人間関係を維持する必要があります。しかし、退職すればその必要もなくなります。

私自身、会社員時代は最低限のコミュニケーションを心がけ、職場の人間関係がストレスの原因とならないよう注意してきました。実際、多くの調査で「職場の人間関係」が仕事のストレス要因として上位に挙げられています。

支出と人間関係のバランス

資産形成中は、交際費を抑えるために飲み会などを減らす努力もしましたが、それでも仕事の付き合いで時間やお金を使うことは避けられませんでした。FIREを達成し会社員を卒業すると、こうした付き合いから解放される反面、孤独を感じることもあります。

SNSで見つけた新しい仲間たち

退職後の孤独感を感じ始めた私が新たなつながりを見つけたのは、SNSの世界でした。2024年5月、私はX(旧Twitter)を通じてFIREや投資に興味を持つ人々とつながり始めました。

オンラインで気軽に資産形成の情報交換

SNS上では、現実社会ではタブーとされるお金の話がオープンに行われていました。資産額の公開や投資銘柄の情報交換など、十数年投資を続けてきた私にとっても驚きの世界でした。これにより、自分と似た投資スタイルやFIRE観を持つ仲間を見つけ、深い交流が生まれました。

スペース機能で広がるつながり

さらに、Xの「スペース」機能を使って音声でコミュニケーションを取ることで、より親密なつながりを築けました。お互いの声を聞きながら投資やFIREについて意見を交わす中で、気軽に深い話ができる環境が整いました。

オフラインの出会いがもたらす変化

SNSを通じて出会った仲間とは、ついに現実世界でも顔を合わせることに。2024年11月には初のオフ会が実現しました。

初対面のはずが感じない初めて感

オフ会に参加したのは8名。住む場所や年齢、経歴はバラバラでしたが、同じ目標を持つ仲間たちとの一体感があり、初対面でもすぐに打ち解けることができました。普段からSNSやスペースでやり取りしていたため、声を聞くだけで親近感が湧き、初めて会う感覚がほとんどありませんでした。

心理的安全性を確保した交流

不特定多数を対象にした集まりではなく、SNSで交流を深めたメンバー限定だったため、心理的な安全性が保たれていました。また、記念撮影では顔出しを避けるなど、個人情報の保護にも配慮した取り組みが印象的でした。

生涯の友を得るFIRE生活

この新しいコミュニティでは、FIRE生活や資産形成の悩み、将来の展望について語り合いました。会社員時代のような肩書に縛られることもなく、純粋にお互いをリスペクトし合える関係が築かれました。

このような交流は、退職後の孤独感を解消するだけでなく、生涯の友として続く可能性を感じさせてくれます。同じ目的を持つ仲間と過ごす時間は、FIRE生活に新たな楽しみと意義をもたらしました。

今後の展望と目標

現在までに2回のオフ会を実施し、仲間との交流を深めてきました。FIRE生活は孤独になりがちですが、新しい仲間との出会いが刺激となり、視野を広げるきっかけを与えてくれます。

これからも共感できる仲間との交流を大切にしながら、新しい挑戦を続けていきたいと思います。FIRE生活を楽しむためには、人とのつながりが重要な要素であることを改めて実感しています。

まとめ

FIRE後の人間関係は、会社員時代とは異なる形で広がります。SNSを通じて趣味や目標を共有する仲間を見つけることで、新たなコミュニティを築くことが可能です。孤独を感じることなく、互いを尊重し合える関係を築くことで、FIRE生活はより充実したものになるでしょう。

あなたも一歩踏み出して、新しいつながりを探してみませんか?