FIRE生活が始まる直前で暴落にあってしまったよ。
この状況で投資信託を取り崩すのは精神的にきついよね。
FIRE後のキャッシュフローを安定させるために、①資産の取り崩し、②期間限定のプロジェクトや短時間労働、③SNSやブログ、などで収入を得ようと思ってます。
しかし、資産のほとんどが投資信託や個別株となっているため暴落時に資産を取り崩すのは精神的にかなりきついということがわかりました。②③はこれから育てていくため資産収入がないと生活が成り立たなくなります。
- 資産を”増やす”のではなく、”活かす”に焦点をあてて考える
- 各アセットの保有比率を守り定期的にリバランスをしていく
- やってみてうまくいかなければ他の方法にすればいい
FIREしたら資産を増やすのではなく使っていく
これまでの生活習慣から節約して証券口座にお金を移し、投資信託を買い付けていくという行動があたりまえになっており、資産を取り崩してお金を使うことは容易ではありません。
しかし、何のためにFIREをしたのかを考えれば、お金を貯める人生を継続するのではなく新しいことに挑戦したり自分に優しい日々を送るためのものであることは明白です。
FIRE生活が始まる直前であるものの、今時点でも資産を増やすためのアセットアロケーションとなっており、資産を使っていくための変更をしなければ手元の現金が枯渇して生活に困窮してしまう状況となっております。
アセットごとの比率と運用ルール
では、どのようにアセットアロケーションを変更していくのか?以前にも下記の投稿をしておりますが、今回はより具体的な運用方法や商品レベルまで落としていきたいと思います。
手持ちの資産は安全資産とリスク資産に分けて運用
これまでは余剰資金ができたらS&P500やNASDAQに突っ込み保有資産を増やしてまいりました。ただそれは給与収入という大きな後ろ盾があったから何も考えずにとにかく入金という日々を過ごすことができたのです。
しかし今後はこの後ろ盾はなくなります。自分の持っている資産から得られる収入と、自分自身が稼ぐ収入から生活をしていくため何も考えずに過ごすと資産はあっという間に枯渇してしまいます。
そこで以下のような方針で資産を振り分け、極端にバランスが崩れないようにうまく使っていきたいと考えております。
今後投資をしていこうと考えている商品の一部
商品は分散させていくので1銘柄に入金するのは最大でも資産の5%までとする。
Myアセットタイプ | 商品名 | 配当・分配利回り(8/30時点) |
安全資産:債券 | TLT(iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF) | 3.67% |
安全資産:債券 | EDV(バンガード・超長期米国債ETF) | 3.84% |
リスク資産:高配当株 | GXNDX カバコ (2865) | 10.25% |
リスク資産:高配当株 | JEPQ (JPモルガン・ナスダック米国株式・プレミアム・インカムETF) | 9.3% |
リスク資産:インデックス | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0% |
リスク資産:インデックス | ニッセイNASDAQ100インデックスファンド | 0% |
一部はリスクが大きい商品も含まれておりますが、購入するボリュームを調整することで万が一があっても致命傷にならないような運用をしていければと思ってます。
手元の現金が増えていくようであればVYM、HDV、日本の高配当株を買うということを考えております。とはいえ、リバランスをしすぎると手数料や税金の負担が大きくなるため年1回程度実施するのに加えて、配当金や労働収入の余剰資金を比率の下がったアセットに投入することでバランスを戻していくつもりです。
ちなみに上記の商品は2025年から少しずつ個別株を売却し、その資金で買っていくつもりです。またXやブログなどで得られた収益も高配当株を購入するのに利用していきます。その進捗も別の投稿でご紹介していければと考えております。
うまくいかなかったらやり直せばいい
上記のやり方がでうまくいく保証なんてどこにもありません。ただ人生に失敗はつきもので、うまくいかなかったことも想定した動きをすればいいのです。ダメな時はすぐに作戦変更します。
現在40代前半という年齢のため想定外に資産が減ってくるようなことがあれば労働収入で減少するペースを抑えて上昇相場まで耐えることもできると思っています。
一番怖いのはお金が減ることを恐れて何にもチャレンジをしないことです。これは投資を始める前にお金が減ったらどうしよう。。と思った気持ちと似ているかもしれません。
そこから一歩踏み出すことで今日のFIREという成果にたどり着くことができ、自由を手にすることができたのです。適切なリスクをとることは悪いことではなく、万が一を想定して動くことで何度だってやり直しがきくのです。
これらのことからFIREに向けたロードマップが引けたらどこかのタイミングで資産の中に高配当株や債券ETFを取り入れていくことをお勧めします。
定期的にアセットアロケーションの状況についてはお知らせしていきますので引き続きお付き合いいただけると幸いです。