「入金力を上げろ」とよく言われます。でも、そう簡単じゃない。
給料は増えない、残業は減る、物価は上がる──そんな現実に、何度もやる気を削がれてきました。
でも、そんな中でも、私は“普通の地方会社員”として、1億円の資産を築き、FIRE(経済的自立・早期リタイア)を達成しました。
この記事では、FIREを叶えるために実際に私がやってきた「入金力を高める方法」と「収入を増やすための現実的なアクション」を、経験ベースでお伝えします。
「今のままでいいのか?」とモヤモヤしているあなたへ。一歩踏み出すヒントになれば嬉しいです。
FIREに必要なのは「入金力」と「継続的な運用」
FIREの実現には、以下の2つが不可欠です:
- 入金力を高める:投資に回すお金を増やす
- 適切な運用を継続する:長期投資を地道に続ける
家計の見直しも大切ですが、最短距離でFIREに近づくには、「収入そのものを増やす」ことが最も効果的です。
この記事では、特に「入金力アップ」にフォーカスしてお話しします。
【体験談】地方の40代会社員でもFIREは可能だった
FIREというと、都会の高収入エリートやIT起業家を想像する方が多いかもしれません。
でも、私は地方在住・子持ち・年収も平均的なサラリーマン。それでも、地道に行動を積み重ねて、40代でFIREを実現できました。
鍵となったのは、「収入の最大化」と「余剰資金の全力投資」です。
ここからは、私が実践してきた「入金力を上げるための具体的な方法」を紹介します。
本業での評価を上げ、収入を上げる
「副業より本業」で勝負する
FIRE界隈では副業が注目されがちですが、私は副業は一切せず、本業1本で収入を上げました。
理由は単純で、「限られたエネルギーを本業に集中したほうがリターンが大きい」と感じたからです。
実践したこと
- 10分早く出社し、業務を先回りで準備
- 上司に進捗をこまめに報告し、信頼を積み重ねる
- 業務に必要な資格やツールを自発的に学ぶ
結果として、非正規→正社員→昇進とキャリアをステップアップでき、年収も100万円以上アップしました。
転職で収入を劇的に引き上げる
「昇給の限界」を感じたら、転職は選択肢になる
どれだけ頑張っても、会社の構造上昇給が望めない──そんな限界を感じたら、転職は収入を抜本的に変える唯一の手段になります。
私自身、転職を通じて年収を200万円以上アップさせることができました。
転職を成功させるための専門的な3つのポイント
1. 転職エージェントは「総合+特化型」の両方を活用
大手総合型(例:リクルート、doda)では幅広い求人に触れられ、特化型(例:ビズリーチ、JAC)は高年収層や業界特化に強みがあります。
登録時の職務経歴書やキャリアヒアリングを丁寧に行うことで、マッチング精度と紹介される案件の質が大きく変わります。
- ポイント:必ず複数登録し、相性のよい担当者とだけやりとりを継続
- 例:JACで製造業に強い担当とつながり、条件交渉まで代行してもらえた
2. LinkedInは“オンライン履歴書”+“営業ツール”
LinkedInは単なるSNSではありません。採用担当者がダイレクトスカウトをかけてくるビジネスの場です。
特に外資系やベンチャー企業では、企業側からのオファーが非常に活発です。
- やるべきこと:英語表記でのプロフィール作成/成果を具体的に数値で記載
- 例:「売上前年比150%達成」「年間コスト削減3,000万円」など、実績を定量的に
3. 転職経験者からの“生情報”を活用せよ
ネットに出ない情報こそ価値があります。現役社員や元社員に聞くことで、以下のような「非公開情報」にアクセスできます。
- 企業の内情(離職率、評価制度、残業の実態)
- 配属先の雰囲気やマネージャーのタイプ
- 実際の年収レンジ・ボーナスの水準
私も前職の同僚経由で、狙っていた企業の内部評価制度を事前に把握し、面接でのアピール内容を精密にチューニングして通過率を高められました。
転職活動を始めるなら「自己分析」と「市場価値の確認」から
いきなり応募ではなく、まずは自分の強み・実績・キャリア軸を整理し、市場での評価を可視化することが成功の第一歩です。
転職は運でもタイミングでもなく、“情報戦”であり“準備戦”です。
行動次第で、未来は変えられる
私も最初は怖かった。「転職して失敗したらどうしよう」と悩みました。
でも、「このままの人生で後悔しないか?」と自分に問いかけたとき、自然と一歩踏み出せました。
あなたにも、きっとできる。
- まずは本業で“プラスα”の努力を始める
- 転職サイトに登録して、市場価値を知る
- 転職経験者に話を聞いてみる
どれも無料で、今すぐできます。そして、それが未来を変えるスタートになります。
【まとめ】FIREを叶えたいあなたへ伝えたいこと
FIREを目指す道は、決して楽ではありません。
でも、「あの時行動してよかった」と思える日が、きっと来ます。
特別な才能も、運も不要。
必要なのは、「今の自分を変えたい」という気持ちと、小さな一歩だけです。
私の体験が、その一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。