地方在住でも40代でFIREは可能！サラリーマンのリアルな成功例

経営者や相続で資産を受け継いだとかじゃなくてもFIREって可能なのかな？

時間と忍耐力は必要だけどFIREは普通のサラリーマンでも実現可能だよ。

「経営者でも相続資産があるわけでもない普通のサラリーマンが、本当にFIRE（経済的自立と早期退職）を達成できるのか？」と疑問を持つ人は少なくないでしょう。

しかし、長期的な視野と計画、そして忍耐力があれば、それは十分可能です。この記事では、地方在住の普通のサラリーマンが40代でFIREを実現した道のりをお伝えします。

私がFIREを目指した理由は、住宅ローンを労働以外の収入で賄えるようにしたいという思いでした。地方在住でありながら東京本社の企業で働いていたため、給与は地方平均より高かったものの、将来的な不安を感じる場面がありました。

地方事業所の縮小リスクや転職時の給与低下を考え、「労働に依存しない収入源を持つこと」の重要性を痛感しました。

20代後半、家族や住宅ローンといった生活コストが増える中で、私は短期間で収入を増やそうとFX（為替取引）に手を出しました。短期的には利益を得る場面もありましたが、最終的には多額の損失を出し、貯金をほぼ失う結果に。

FXのようなゼロサムゲームやマイナスサムゲームでは、多くの参加者が損をする仕組みを後になって理解しました。大きな損失を出したことが、投機ではなく堅実な投資への転換点となりました。

※ニッセイ基礎研究所より資産形成に向いている投資商品とは何か　https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=73985?site=nli

FXの失敗を経て、本やインターネットで投資の基礎を学び直し、株式投資や投資信託を少額から始めました。

少額から幅広い銘柄に分散投資できる投資信託にも挑戦。特に、インデックス型の投資信託は低コストで堅実な資産形成に役立ちました。リスクを抑えた投資を意識することで、精神的な安定も得られました。

長期運用のシミュレーション

例えば、以下の条件で運用を続けた場合、20年後には資産を大きく増やすことが可能です。

20年間の運用で、元金2500万円が約5600万円に膨らむ計算になります。

※アセットマネジメントOneのシミュレーションサイトより抜粋。https://www.am-one.co.jp/

「毎月10万円は無理」と感じるかもしれませんが、昇進や転職、副業で基礎収入を増やすことが第一歩です。また、支出の最適化や固定費の削減も重要な戦略です。

FIREの魅力は、労働に縛られず自分の時間を自由に使えることです。趣味に没頭したり、家族と過ごす時間を増やしたり、これまで挑戦できなかったことに挑むチャンスが広がります。

ただし、FIREを目指す道のりでは「計画的な資産運用」と「堅実な生活設計」が重要です。また、ライフステージに応じて手元資金を確保し、リスクを適切に管理することも忘れないでください。

FIREは特別な人だけの目標ではありません。長期的な計画と忍耐力、そして適切な投資を続けることで、普通のサラリーマンでも十分に達成可能です。

あなたも今日から一歩を踏み出し、FIREを目指してみませんか？